まつのクリニックは開業15周年を迎えることができ、
地域のみなさまのお陰で、私、松野のお腹も大きく成長しました(笑)
ありがとうございます。
新型コロナウィルス感染症の対応に追われる生活から1年半が過ぎ、
いまだに感染拡大しつづけているなかで、
私の想いはひたすらに
私の患者さんをコロナウィルスに晒したくない、
自分たちも罹患するわけにはいかないと、
日々、試行錯誤で診療にあたってきました。
『先生のところは、徹底してるね…』
『予約が要るの?なんか、面倒くさくなったね』
『そこまでする?』
開業のころからの患者さんはもちろん、
皆様を困惑させているのかと、心苦しく思います…
わずか1年前は高齢者にとって怖いといわれていたコロナウィルスですが、
今は40歳以下の感染者が大変多いです。
当院でも、幼児・乳児の陽性患者さんを何人も診ていますので、
私たち自身、ワクチン接種の有無にかかわらず、
感染防護の意識を緩めず対応することの重要性を痛感しています。
コロナ以前のように『クマ先生~』と呼ばれることもなくなりました。
ちびっこのためのキッズコーナーも1年以上寂しいまま、カーペットも古くなったので
この夏、床に戻しました。
以前は、『熱が出た~』『吐いた~』『ケガした~』と、
ちびっ子たちが保育園や学校から予約なく当院へ直行!!
夕方のキッズコーナーは、ちびっこたちであふれかえっていました。
今は…
ほぼほぼドライブスルーで診察、
感染疑いは発熱外来までお待ち頂くしかなく…
主治医として私も辛抱のしどころ、毎日苦悶しています。
患者ファースト
本当に何が正しいのか…模索の毎日ですがこれだけは胸に。
まつのクリニックで感染広げた!なんて絶対にあってはならないし、
様々な情報が行き交う世の中で今、正しいと思う方法で診療に務めています。
たくさん失敗もし、涙も流した15年でしたが
皆様のおかげで笑いの絶えない楽しい日々でもありました!
患者さんには時に叱られながら励まされ、
支えていただきました。
この感謝の気持ちは
医療でしっかりお返しいたします。
これからもよろしくお願い申し上げます。
院長 松野勝典